Monday, 28 February 2011

The People's Supermarket


You may know about THE PEOPLE'S SUPERMARKET, which was shown on Channel 4 recently.

I have heard about the Supermarket before but, did not know much about the ethical principles at the heart of the organisation. I really got into the programme especially the first two episodes when it showed how it was started, the background to the organisation, what happened, etc. The concept is creating a new supermarket for and by the people. It is run by local volunteers within the local community. They sell fresher products at a lower price and thus reduce food waste from the supermarket. Giant supermarkets are throwing loads of foods away every day just because of minor damage or due to the best before date and most importantly they are exploiting farmers i.e. not paying them enough for milk.

It reminds me of a similar situation among artists and crafters. Cheaper price by a bulk production. Many people choose more practical subjects to study but,I believe we can change and move something with our creativity or idea as the supermarket are changing the community and people's mind.

Can we??




ロンドンの中心にTHE PEOPLE'S SUPERMARKETという新しいカタチのスーパーがあります。
昨年、BRUTUSに掲載されてた様なので知ってる人もいると思いますが、
その裏舞台をまとめた番組が今月4週に渡って放送されていました。

イギリスの食の75%は4社の大型スーパーマーケットに支配されていている現状。
そして排出される食品ゴミの量。搾取される農家の人たち。
そんな現状を変えるべく、一人のシェフ、Arthur Potts Dawson が立ち上げたのがこのスーパです。

* * *

彼はニューヨークにあるPark Slope Food Coopという
ボランティアで成り立つスーパーをモデルにしたのですが、驚くべきはこのスーパーマーケット。
1973年に設立され、今やメンバー15,000人。
この1店舗で年間32億ドルのベネフィット。
月数時間ボランティアで働く代わり、メンバーは40%のディスカウントが受けられる仕組みです。
生産者を買いたたくこともなく、双方win-winの関係をつくる、
このビジネスモデルを1973年に作り出せた事には、頭が上がりません。
さすが起業のお国、アメリカですね。

* * *

テレビ番組は昨日が4回シーリーズの最終回。
2月にはキャメロン首相が訪問し、大手銀行からの融資の話と2店舗目の計画が進んでいるようです。
私はこの番組にすっかりハマってしまったのですが、
この状況が、アートやハンドクラフトの世界に通じるものがあるからかもしれません。

全てが大量生産、ローコスト競争の今。
格差が広がる分、良いものにはお金を払う人も増えてきてはいるし、
インターネットの力もあるけれど、やはり厳しいと私は感じています。
イギリスも失業率のあがる中、美大ではなくより仕事を得やすい/収入に繋がる学部に進む若者達。
悲しい現状です。

* * *

でもやはりクリエイティブな発想はとてつもないパワーをもっていて
社会を変えることができると思います、個人的には。
企業の利益の為のマーケティング/デザインも社会には必要だけど、
そこからさらに一歩踏み出したプラスαの何か。

一生のうち、何か少しでもそんなことをできたらな、と
前々から密かに思っているのです、、実は。。内緒ですが。。